日常

セキュリティ・キャンプ全国大会2017 DAY2

2017年8月16日

 講義が本格的にはじまったセキュリティ・キャンプ DAY2 です。

 この記事は DAY3 の午前中に書いていますが、なんと!DAY2 の記憶がほとんどなくて必死に思い出しながら書いています。いま思い出せなければ一生記録に残せない気がします。

takaくんに会えなかった

 DAY2 は、職場の同僚である @N_taka くんが来るはずでしたが、体調不良ということでお休みとなりました。とても残念。

お昼ごはん中に「大満足」の声を聞く

 お昼ごはんで席を共にした参加者から「大満足」だというお言葉を聞くことができました。講義が本格的になった初日の午前が終了しただけなのにwキャンプはまだまだこれからです。

 このお昼ごはん中に、謎のアルバイトの話を聞いたり、北海道にはパーツショップが少ないと嘆く話を聞いたりしました。参加者のなかには、アフターキャンプとして秋葉原散策を計画している方もいるみたいです。僕が秋葉原に住んでいるという話をしたところ、北海道民は涙を流しながら「脱北したい」と言っていました。(この表現は一部誇張されています)

黒いストラップの正体

 連日、参加者に間違えられる事態が発生しています。僕が参加者ではないと気がつくと、黒いストラップの正体を聞かれることが多くありました。

 この黒いストラップは、見学者ということになっていて、多くは協賛企業から見学に来た人が身につけているものです。僕も協賛企業の人といえばそうですが、今回はキャンプ実施協議会の人ということで参加しています。実施協議会については、こちらのページを見ると、誰が所属しているか分かります。

「もしかしてisidaiさんですか」

 夕食のときに、テーブルの向かい側に座っていた参加者から「もしかして、ゲヒルンのisidaiさんですか」と聞かれました。なぜ分かったし?(※ゲヒルンポロシャツ着てた)

 どこで僕を知ったのか聞いてみたところ、「ブラッディ・マンデイのブログ読んでました」と話してくれました。それ9年前なんですけど……。ちなみに9年前は何歳だったか聞いてみたところ、「11歳でした」ということです。小5ですよ…。あの作品の影響力は計り知れません。最近だと、「王様達のヴァイキング」が似た役割を果たしてそうです。

集中コースZがすごい

 いちばん僕の知っているキャンプらしさを感じる場所がありました。4泊5日のうちにアンチウィルスソフトウェアを開発しようという集中コース Z です。

 集中コース Z では、コースの中でいくつかのチームに分かれてアンチウィルスに必要なコンポーネントを作り上げていきます。シグネチャマッチを作り高速化するチーム、分類機を作るチーム、マルウェアの挙動を解析するチームなどです。アンチウィルスは検知率と誤検知率のトレードオフですが、そこにも気を使っているようです。

 どのへんがキャンプらしいかというと、座学ではなく実際に手を動かしながら、使ったことのないコマンドを恐る恐る使い、初めてマルウェアの検体を解析し、「やったことないよ!」「わかんねー!」と言いながらも講師やチューターとともにバンバン開発が進んでいくところです。ハッカソンに似ているんだけれども、普通のハッカソンとも違う新しい刺激に興奮しながら、4日間を過ごす場所というのが、なんともキャンプらしいのです。

 講師の数も質もすごく高くて、講師がつきっきりですべてを教えてくれるところに凄さを感じます。最終日に、果たしてアンチウィルスソフトウェアは完成するのか、思い通りに動くのか楽しみで仕方ありません。

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