日常

#石巻ハッカソン に行ってきた

2013年7月29日

「行ってきた」がシリーズ化しつつありますね。気象庁、NHK技研に続いて「石巻ハッカソン」というイベントに参加して来ました。

プログラミングとか全然できないくせに『ドヤ部門』というのに参加してきました。周りはプロフェッショナルばかりで恐れ入ります…。

石巻は地元ということもあって、石巻の中高生や大学生に何かプラスになれればいいなと思って行って来ました。

いろんな思いもあるし、話したいこともたくさんあるし、質疑応答もしたかったけれど時間の都合上、といったところでした。

参加初日から意識したのは、「同じ地元出身として身近に感じてもらいたい」ということでした。

県外からの参加者もいるなか、なるべくローカルな地名を出してみたり、みんなが知っていそうなキーワードを出してみたりしました。

が、なかなか中高生は近寄って来ませんでした(´・ω・`)

私が変態だということが事前にリークしていたのかもしれません。

反面、Twitter上で「地元で事件起こすとすぐ近所に広まるよ」と言われていたので事件が起きなくてよかったです。

今回は、《なにかやれば、良い悪いはわからないけれど必ず結果は帰ってくるし、何もしなければ何も起こらないよ》という基本的なことを伝えたかったつもりでしたが、「発表時間は5分で!」とか「3分で!」とどんどん持ち時間が短くなってしまって焦りましたw多分全然伝わっていないだろうなw

それと、話をしている最中に「こうしてこの場でこんな発表ができるのも、周りの人が理解してくれて支えてくれているからだなあ。」と思いました。

ネルフの活動も、会社での立場も、決して一人の力で実現できたものではないのです。

普段、僕はとてもだらしないのでその分、僕の代わりに苦労している人がたくさんいるはずです。

日頃、お世話になっている皆さんに感謝。

飲み会の席でも「会社は作らないほうがいい」とか話をしましたが、最後に言いたかったことは「制服デートたくさんした方がいいよ」ということでした。言えませんでした。残念。

本当に「夢の様な」という言葉が似合う3日間でした。頑張ってこの夢を実現させた運営の皆さん、本当にお疲れ様でした。遠くから足を運んでくださった参加者の皆さんも本当にありがとうございました。

石巻でこういうイベントが実現できるって純粋に嬉しいです。僕も中高時代にイトナブのような場があったらなと思ってしまいました。

やはり、「場」は大事なのです。同じ趣味、同じ考え、同じキモチを持ち合わせた同年代と、ちょっとプロい大人が距離を縮めると、発破するんです。

たとえば、セキュリティ・キャンプだって、『普段は身近にセキュリティの話ができる人もいないし学校の友達にも全然通じない』という学生たちが5日間同じ場所で、今まで溜まりに溜まったエネルギーが爆発するかのようなイベントになるわけです。

同じ事が、この3日間のうちに石巻でも起こり、そしてイトナブという継続的な場所が石巻に出てきたというのは本当に素晴らしいことだと感じました。

そして、これは石巻ではない場所でも、もちろん被災地ではなくてもどこでも同じように実現できると思っています。ITは、すべてとは言いませんが”地理的な制約”を解決できます。

ただ、頭ではわかっていてもそれを立ち上げる勇気や気力、勢い、そして周囲の理解という内的要件と外的要件が揃う必要があります。

イトナブがあるということは、石巻にもその環境が整ってきたという意味ではないでしょうか。石巻はとても田舎なので、僕の中には、新しいことをやりたがらないイメージがあって、石巻が変わるのには時間がかかると思っていましたが、実際にはもっと早いうちに新しい石巻が実現されそうだと感じました。そして期待しています。

以上、お疲れ様でした!

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