最近、家にたくさんのタブレット端末と呼ばれるおもちゃがやって来ました。
僕は、並行輸入品の Microsoft Surface と、ヨドバシAKIBAの店頭で Google Nexus 7(ASUS製)を買い、同居している N_taka くんは iPad mini を買いました。
Google Nexus 7 16GB
先日、ヨドバシAKIBAに行ったところ緊急入荷というなのキャンセル処分をやっていました。最初、買うつもりはなかったのですが7インチタブレットも流行っていることだし、買ってみるのも良いかと思い買いました。
ヨドバシで現金購入のため、10%のポイントが付き、1980円分のポイントができたので、それを使ってケースを買いました。
以前は、電池の持ちやタッチパネルの精度、ブラウザの挙動などにおいて、Androidに全然良い印象がなかったのですが、Nexus7 と Android 4.1.2 でその印象はとても良い方向に変わりました。
電池は一日中頻繁に使ってもなくなることはなく、とても余裕です。タッチパネルの精度も完璧とは言えないまでも以前よりだいぶ良くなり、指についてきます。
ただし、先頭やスクロールの最後までいってぶつかった時のOSのギミックはiOSと比べるとどうしても貧相に見えますし、「引っ張って更新」する動作も心細さを感じる動きです。
Nexus7の液晶は、とても綺麗でやや青い発色が強く、ちょうどMacBook Airに近い見え方をします。文字も iPad without Retina(iPad2など)と比べると Nexus7 のほうが綺麗に表示できています。
小さくて小回りがきき、縦長なのでタイムラインの情報量も多いです。
ブラウザもデフォルトで Google Chrome、メールも Gmail が使えて、非常に便利です。
僕は、いろいろなメールアカウントをすべて一つのGmailアカウントに転送して集約しているので、いつでもどこでもスマホより少し大きい画面でメールを読めるのは非常に便利だと感じました。
文字入力も、縦持ちにすると縦長のおかげで手にフィットして安定して入力が行えました。
Google IME を選んで入れることができるのも、またAndroidの良さですが、カスタマイズ出来すぎて設定やカスタマイズに飽きてくることも…。(最初に触る端末ならいいのですが、いくつもAndroid端末を持っていると飽きてきますね)
Google Maps は非常に良く出来ていて、GPSの精度と測位の速さには驚きました。
神田駅から自宅まで歩いたときも、問題なくたどり着き、頼れるGPSと頼れるマップだなあと感心しました。
Apple iPad mini 32GB Black
宮崎出張の帰りに、Twitterで情報を収集し、在庫がありそうなお店に直行しました。
ソフマップ秋葉原本館に行ってみると、32GB黒がラスト2台あるだけというぎりぎりな感じでした。
店員に話を聞くと、今までとは違って白の需要が非常に高く、白はいつ引き渡せるか検討が付けづらいと話していました。また、事前にネットであまり盛り上がりがなかったせいか量販店も予測を誤ったようで、こんなに売れるとは思っていなかったとも言っていました。
今回は、黒を選んだのですが、黒は鉱石みたいな深い青色をしています。背面のAppleのロゴは iPad と同じ大きさのため、 iPad mini には少し大きく感じます。
触ってみると、いつもの iOS 、そしていつもの操作感にとても安心します。
いつものアプリがそのまま使えるのも良いです。もちろん、ジェスチャーも今まで通り使うことが出来ました。
液晶は、やはりRetinaじゃないのが惜しいなとは思うものの、液晶が小型になったおかげもあって、iPad2よりはだいぶ綺麗です。Nexus7のほうが液晶自体は綺麗なのですが、形が4:3をキープしていて、7.9インチというのが最高の形なんじゃないかと思えるほど使いやすく読みやすい大きさです。
そして、重さが非常に軽い。見た目より、思っていたよりだいぶ軽い。
iPad mini を使った後に、 Nexus 7 をもつと、とても重く感じ、「なんだこの塊は…!!」と思ってしまいます。
ほかにも、iPad ではプラスチック製だった側面の回転ロックも金属に置き換わり、音量コントロールもセパレートタイプになりました。ちょっとした小さいところなのですが、統一感と高級感があるなあと感じました。
純正の風呂蓋(カバー)も買ったのですが、風呂蓋はとても頼りなく、すぐに外れてしまうので買わないほうがいいと思います。サードパーティの可愛いカバーを選びましょう。
7インチタブレット端末は iPad mini がイチオシです。
Microsoft Surface RT 32GB Black + Touch Cover Cyan Blue
輸入した Surface がやってきました。
お値段は 65980円 で楽天銀行への日本円で銀行振込でしたのでとても簡単でした。
郵便は通関手続きがあり、入金から自宅への到着はちょうど1週間でした。
海外から国内に入ってきたときにかかる関税と消費税等(消費税+地方消費税)で、郵便局からの受け取り時に 1300円 が掛かりましたので、合計で6万7280円ということになります。
初期セットアップでは言語を、Englishに設定しのちのち日本語の言語パックをインストールします。
英語はそんな難しい物じゃなく簡単にすすめることが出来ますが、PC名とユーザ名は同じものを選べないので事前に注意が必要です。PC名には「Surface」と付けました。
その後、Microsoftアカウントと統合できるので ******@outlook.com と統合しました。統合すると、ローカルユーザーは使えなくなります。
起動直後のアプリストアを見ると、更新が15件、またそれとは別にWindows Update も6件きていました。
コントロールパネルの「Add language」から日本語を選んでオプションの中から Download and Install を選ぶとちょっと時間はかかりますが日本語化できます。
再起動後は日本語化されていて、全然普通に使えます。思っていたよりもほぼ全部が日本語になっていて、IMEも日本語入力できますし、日本語の切り替えは 「Alt + ` 」でできます。それと、付属のOfficeも日本語になっていました。Windows Update すると Preview の文字が消え、正式版になるようです。
電池の持ちは驚くほど長いです。Windows RT では、電源管理やタスクのスリープが非常に上手になっています。
また、重さですが見た目よりもだいぶ軽く感じました。(が、iPad miniとかの7インチタブレット端末とは比較できませんね)
薄くて可愛いです。
液晶が16:9の1366×768の解像度なのでMacBook Air と同等に使うことが出来、これはタブレット端末ではなくとても軽いラップトップ端末だと感じました。キックスタンドもとてもかっこいいのですが、これのおかげで膝乗せ作業はできません。机が必要になりますw
また、16:9という長さのおかげで、Nexus7よりも縦長なので縦持ちは絶対に不恰好です。
ただし、重量のバランスがいいのでとても持ちやすいのですが、次第に腕が疲れてくると思うので、やっぱり机の上において使うものであり、どこでも持ち運べるタブレットとは言えないと感じました。
タッチパネルの精度は非常に良いです。思ったとおりに動いてくれました。
Touch Cover ですが、いつもUSキーボードを使っているおかげで配列は全然問題なく使えました。打鍵の感じはフィードバックがないものの、タッチした感じもちゃんとあるし、結構ちゃんと入力できます。液晶からタッチで入力するよりだいぶ早くて正確です。
検索の時や、チャット、Officeでの作業など使いどころは満載ですね。
Touch Cover は360℃回転させて背面に持って行くと自動的に無効になり触っても反応しなくなります。
また、トラックパッドが付いているのでマウス操作もできて、デスクトップモードで使うと普通のWindows PC と変りなく使うことが出来ました。
ブラウザは Internet Explorer 10 しか使うことができないのが残念です。ARM版というのもありますが、Windows RT ではアプリストアからのインストールしか行えないようになっています。そのためFirefoxやChromeを入れることは出来ません。またGoogle IMEも入らないですし、Skypeのデスクトップ版も使うことができませんでした。
このあたりはSurface Proの出番かなと思います。
Internet Explorer 10 は、処理速度がちょっと遅いものの、JavaScriptやCSSはとりあえず再現できているようで facebook や Twitter 、そのほかGmailやゲヒルンのコントロールパネルでも問題は起こりませんでした。
リモートデスクトップで接続すると、SurfaceのタッチもWindows 8に伝わるので、画面隅からのスワイプ操作もリモデス先に伝わります。
リモートデスクトップで Windows 8 Pro に接続してみると、普通にSurface Pro になった感じで使えて便利です。
最初、Win7には接続できるのに、Win8には接続できなかったのですが、ユーザ名を PC名\ユーザ名 の形式( pc01\isidai など)にすることで接続できました。
デスクトップモードから、LAN内のWindowsファイル共有に接続してmp4動画を開くと普通に再生されました。16:9比率のおかげで、レターボックスのないフルサイズでの動画再生ができました。飛行機のフライトや新幹線での移動、家族旅行の車の中に持っていくのもいいかもしれないですね。
Surfaceには、USBポートと、microSDスロットが搭載されています。手持ちのSony USB Flash DriveをUSBポートに刺したところ普通に認識して使うことができました。オフィスデータのやりとりや画像・動画のやりとりにも便利ですね。ただし、もう一つ手持ちの SanDisk Extreme USB3.0 高速フラッシュメモリ SDCZ80 16GB を挿したら認識せず、うんともすんとも言いませんでしたので、ドライバにより相性があるのかもしれません。microSDスロットはキックスタンドの内側にあって、綺麗に隠れてくれます。デジカメで撮影したデータをすぐに確認したりするときにmicroSDやUSBポートが役に立ちそうですね。
Windows RT はだいぶ可愛いOSだなと思いましたが、性能や機能性、リモートデスクトップできる点を考えると、ビジネスマンが持つものかなと思いました。
手には iPad mini、カバンには Surface っていうのがベストだと思います。
今度、会社で Kindle Fire HD を触らせてもらうと思うので、Kindleに触ったら追記したいと思います。