開発

Gehirn RS2 に「ワイルドカードエイリアス設定」を実装しました

2012年1月11日

Gehirn RS2 のドメイン設定で、ワイルドカードエイリアスが設定できるようになりました。

Apacheの設定が分かる人は「ServerAlias *.親ドメイン」と考えれば話は早いです。

 

この設定をするには、やや条件があります。ワイルドカードエイリアスの特性をちょっと理解するまで難しいかもしれないです。

 

まず、この「ワイルドカードエイリアス」を設定すると何が出来るのかというと、今までは「abc.isid.ai」ドメインを設定したら、そのドメインでしか応答できませんでしたが、この「ワイルドカードエイリアス」を有効にすることで、「*.isid.ai」という表記になり、*の部分がどんな文字列でも応答するようになります。つまり、この設定をひとつしておくと「abc.isid.ai」も「test123.isid.ai」も「www2.isid.ai」も応答するようになります。

なお、「www.isid.ai」という設定とワイルドカードエイリアスがぶつかった時は、明示的に定義されているほう(この場合「www.isid.ai」)の設定が有効になります。

 

設定ですが、親ドメインには設定できません。サブドメインに対して設定できます。最初に「isid.ai」ドメインを登録して、その後に、もう一つサブドメインとなる設定を追加します。たとえば、「wildcard.isid.ai」とします。これを追加したあとに、このドメインの設定画面を開いて、「ワイルドカードエイリアス設定」を【有効にする】を選択することで、「*.isid.ai」へのアクセスが、「wildcard.isid.ai」の設定で応答します。つまり*.isid.aiとwildcard.isid.aiは兄弟関係です。

この設定を使用することで、 www2.isid.ai や aaaaa.isid.ai をisid.ai に転送させたり、Webサービスを作った際に、ユーザページをサブドメイン化できます。 isidai.service.com, username.service.com などにできるわけです。

とりあえず使ってみるといいんじゃないんですかねwwww

 

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